【速報】NYダウ25000ドル台にとどまる‼️FRBパウエル議長の利下げ検討発言で急回復も利下げ余地なく今後に疑問符⁉️ #NYダウ #FRB #利下げ #世界経済
🔷NYダウは、終値25,409ドル(🔻357.28ドル安、マイナス1.39%)
2月29日の日本経済新聞電子版によれば、「米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は28日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて『我々は政策ツールを用いて、経済を支えるために適切に行動するだろう』とする緊急声明を発表した。『米経済は力強い』と市場に冷静な対応を呼びかけつつ、3月中旬の次回会合で利下げする可能性を示唆したものだ。市場では0.50%の大幅利下げに踏み切るとの観測が高まっている」という。この声明に市場は敏感に反応した形だ(上のチャート)。
同じく、29日6時35分の日本経済新聞電子版では、下図のように、今回の週間ベースでの株価急落が、1987年10月のブラックマンデーに次ぐ下げ幅だと伝える。
市場、投資家の不安は、新型コロナウイルスの制圧に見通しが立たないことに対して、FRBの政策余地が残りわずかなことが原因と見られている。
🔷 「パウエル議長、次のリセッションと闘う弾薬尽きている可能性示唆」
これは、2月12日のBloombergの記事だ。
以下のグラフがそのことを物語っている。ピンク色の過去のリセッション(景気後退局面)では、4〜7%の余地があり、実際に、繰り返し行われた利下げにより、局面を脱している。
だが、グラフが示すように、いまは1.75%しか余地が残っていないのだ。市場の観測では、3月に0.5%の利下げをFRBが行なうと折り込んでいる。すると、のこりは1.25%しかない。パウエル議長は、日本のようなマイナス金利政策は取らないと発言している。
「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、米金融当局には次のリセッション(景気後退)と闘う弾薬がないかもしれないとほぼ認め、議会に支援の用意を促した」(出典:Bloomberg 2020年2月12日JST)と同記事は書いているが、相手は眼に見えないウィルスだけに、トランプ米大統領も米議会も妙手を見つけられるかどうか・・・⁉️
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