unominews’s blog

鵜呑みにするのは危険なネットNEWS!“鵜呑み”にしても安心なUNOMINEWS‼️

狂ったか⁉️バイデン “プーチンは人殺し“ ロシアは駐米大使召還‼️ #バイデン大統領 #プーチン大統領 #ウクライナ紛争 #人殺し発言 #大使召喚

f:id:unominews:20210319222352j:plain

プーチンは人殺し“ 発言をした米バイデン大統領(大統領就任式でのバイデン氏=出典:テレ東NEWS)

 

 世界一の軍事超大国の元首が、核保有超大国のロシアの元首を「人殺しだと思う」と言い切ったという。とても正気の沙汰とは思えないではないか。

 

f:id:unominews:20210319222701j:plain
名指しで“人殺し“ 呼ばわりされたプーチン ロシア大統領(出典:ウィキペディアウラジーミル・プーチン」)

 

 日経新聞は「バイデン米大統領17日放送のABCテレビのインタビューで、ロシアのプーチン大統領について『人殺しだ』との認識を示した。ロシアは猛反発し、アントノフ駐米大使の召還を決めた。米ロ関係の悪化に拍車がかかった」(出典:日本経済新聞電子版 2021318 10:45)と報じている。

 

 バイデンもバイデンだが、日本を代表する経済紙が「認識を示した」はなかろう。人殺しだと思うか“ と聞かれて“そう思う“  は「人殺し」と断言しているのと同じことだろう。フーテンの寅さんに言わせれば「それを言っちゃーお終いよ」だ。日経新聞の記者氏は「認識を示した」などと観測記事のような逃げの表現をしているが、米大統領の発言だ。そんな軽いものではないはずだ。

 

🔷米露戦争はないとしても、ウクライナ再侵攻は⁉️ カードを握ったプーチン

 

 あくまでも、万が一だが、駐米ロシア大使召喚にとどまらず、戦争にでも発展したら、バイデンはどう責任を取るつもりなのだろうか。

 

 日本では、19533月の世にいうバカ野郎解散が有名だ。吉田茂元総理の「馬鹿野郎」の一言で、解散せざるを得なくなった事件だ。バカで解散なら、人殺しは何を招来するのだろうか。

 

 ロシアは、2014年から続く米欧のウクライナ問題を巡る対ロシア経済制裁でいまだに苦しんでいる。先月222日には、欧州連合EU)がロシア反体制指導者ナワリヌイ氏拘束を理由として、追加制裁を決めた。それに先立つ212日、ラブロフ ロシア外相は「(EUとの関係断絶もありうるとした上で)平和を望むなら戦争に備えろということだ」(出典:ロイター 2021/2/12)と述べている。

 

 このタイミングでの“プーチン人殺し“ 発言だ。プーチン大統領が、この一言に食らい付いて、戦争も辞さないと突っ張ったらどうなるか。

 

 

f:id:unominews:20210319223524j:plain

   🇺🇦ウクライナ(黄色)の地政学的重要性(外務省公式サイトから引用)

 

 EUや米国はウクライナ政権に歩み寄り、支援策を含めて協力関係を築こうとしていた。バイデン親子がウクライナと特に親密な関係であることも周知の事実だ。しかし、ウクライナには、ロシア海軍の基地もある。

 

 旧ソ連の領土であった「ウクライナ」がバイデンやEUに取り込まれることは帝政ロシアから変わらない祖国防衛の基本理念すなわちロシアの国民感情に照らしても、プーチン大統領にとっても断じて容認できることではない。

 

 今回のバイデン発言をきっかけに、ロシアが、国民世論の怒りをエネルギーとして「ウクライナ」に対する圧力を強めてくることは大いにあり得る。これにウクライナ東部の住民が呼応すれば、ウクライナは東西分裂の危機に瀕することになる。

 

 EUにすれば、コロナ下で打つ手の限られたなかで、バイデンは余計なことを・・・“ の心境だろう。

 

 米ロ直接戦争はあり得ないとしても、ウクライナ侵攻でも充分にロシア経済復活の突破口になりうる。今回はバイデンの暴言がきっかけだからロシアは圧倒的に優位だ。

 

 さらに、上の地図のような地政学的重要性から、ロシアが勢いづいて南下政策をとれば欧州連合が、さらにトルコまで飛び火すればNATOまでもが、火だるまになる。とすれば、バイデンの“人殺し“ 発言はプーチン大統領にとって願ってもない好機になるではないか。

 

 口から出たことは返らない。カードはプーチンに握られてしまった。アメリカや欧州連合がどんな代償を払うことになるか、成り行きが大いに注目される。

 

以上