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ファイザーのCEOと21回交渉したイスラエルと日本 どこが違う❓ 増収、増益株価6.6%高「餃子の王将」と県内随一の大病院の「危機管理」どこが違う❓#ネタニヤフ首相 #ファイザー #ワクチン #餃子の王将 #ガスト #危機管理 #徹底 

 

 

🔷強制力でもコロナが封じ込められていないから、未だにロックダウンを繰り返す中国⁉️

 

 23日は立春。今年は、地球の公転周期の関係で閏年のように一日ズレるのだという。実に124年ぶりのことだ。時を同じくして初一輪が花ひらいた。

 

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吹き荒れる コロナをよそに 梅一輪(2月3日立春、記者撮影)


 同日、「新型コロナ特別措置法」の改正案が参議院本会議で可決成立。即日公布され、今月13日に施行される。法改正によって、事業者や感染者に罰則を伴う強制力が認められることになるというが、実のところ、刑事罰がないからどこまで実効があるのか疑問だ

 

 諸外国では、感染当初から軍隊が出動して強制隔離や、強制都市封鎖がされている。中国🇨🇳などはその典型だ。中国での感染者数は機密事項になっていて、数字を漏らせば「反乱罪」になると脅されるという報道もあったくらいだから、GDP同様、全く信用できたものではないが、当ブログの推計では、ゆうに500万人(治癒者、無症状者込)を超えていると推計される。人口比から推定すれば、世界の総感染者1億人超の20%(地球人口70億に占める中国の人口14億人)すなわち2000万人でも不思議ではない。

 

 軍隊などの強制力でも感染封じ込めは出来ないということだろう。日本の場合、マスク装着や三密回避を守らない人(総理を含め)が感染を広めているようだから、その限りでは抑制効果があるかもしれない。

 

 それでは、感染拡大を止める切り札になるのは何なのだろうか?

 

🔷国民の3割がワクチン接種を終えた世界最先行国イスラエル🇮🇱

 

 「武漢コロナウイルス」対策で最も先行している国はイスラエルといわれている。(出典:日本経済新聞電子版 2021128 2:18 (3:14更新)

 

 同紙によれば「イスラエルのネタニヤフ首相は27日、世界経済フォーラムのオンライン会合で、世界最速のペースで新型コロナウイルスワクチンの接種を進める同国が「集団免疫に向けた世界の実験室として貢献できる」と述べた。国際空港に続き陸上の国境も閉鎖し、変異種の侵入を防ぐ考えを示した」という。

 

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イスラエルは陸上の国境も閉鎖する方針だ(ワクチン接種を受けるネタニヤフ首相)=ロイター

 

 ネタニヤフ首相は、「国を閉ざす間に100万人単位でワクチン接種を進め、変異との競争に勝つためだ」という。また、「新たな変異種の侵入に気づくのに数週間かかる」という見解も示している。同記事によれば「同国は人口約900万人の3割以上が少なくとも1回のワクチン接種を終え、人口比で世界の先頭に立つ」というから、その行動力はずば抜けている。

 

🔷いったい日本🇯🇵とどこが違っているのだろうか?

 

    イスラエルが先行できたのはワクチンを形だけ確保しただけでなく、代金を払って早く購入したからだ。

 

 具体的には同首相がいうように「1回分につき数ドル多く払っても、すぐに誰もがその10倍を払うようになる」からと、少々高い金額でもワクチンを購入するために、「調達元の米製薬大手ファイザーアルバート・ブーラ最高経営責任者CEO)とは21回話し合った」という。

 

 形だけ押さえた日本🇯🇵とは大違いだ。なんと21回だ。『徹底』している。厚労省菅総理は中途半端な押さえ方をしていたに過ぎないことが、ワクチン接種遅れという結果として出ているではないか。承認審査に時間がかかるなどというのは体裁の取り繕いに過ぎないだろう。

 

 交渉したイスラエルの決め手は、ワクチン接種に関する(自国の)統計情報をファイザーに提供することだった。同首相のいうように「我々が生み出すデータから恩恵を得られると訴え、彼らも納得した」と聞けば納得がいく。

 

 そう聞くと、わが国の菅政権もだが、野党もマスコミも、騒ぐばかりで何も出来ていないことがよく分かる。

 

 メタニヤフ首相は、国としての「集団免疫」の獲得を急いでいるのだ。全国民が感染し抗体を獲得するまでには、時間がかかり死亡者も増える。だからこそ、ワクチン接種を急いで、国民を守ろうとしている。

 

🔷それに比べて、日本の有り様は⁉️ 無策な政府、為すべきことを示せない野党とマスコミ

 

 今から100年も前に、旧式の医療で日本は「スペイン風邪」大流行を克服した。今回の「武漢コロナウイルス」の感染率も諸外国と比べて驚異的に低い。致死率も低い。それなのに、マスコミは連日の大騒ぎだ。それしかない。

 

 読売新聞から送られてくる速報メールでも、「東京都の感染者は〇〇〇〇人、〇日連続で1000人超え」と、それだけだ。それが毎日毎日流れてくる。

 

 お年寄りの声を聞くと、家族に「危ないから家を出るな」といわれ、毎日天井を見てばかりいるという。「TVや新聞をみてるとコロナばかり、年寄りに痴呆が進み、うつ病も増えているのも分かる」と嘆かれる。

 

 最近では、都会で働くお孫さんまでマスコミは恐怖を煽っているだけだ と怒り出したという。

 

 そのさまは、見当違いの無駄撃ちばかりしている猟師のようだ。獲物は取れず、関係のないお年寄りが犠牲になっている。

 

🔷〈吹き荒れる コロナをよそに 梅一輪〉『王将』の徹底ぶりに花が咲いた

 

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餃子の王将 公式サイトから引用

 話はとぶが、餃子の「王将」(写真上)は、コロナ下で閉店が相次ぐ飲食業界にあって、全国737店舗で605億円を売り上げ、50億円の経常利益を叩き出している。12月期に限れば前年比で0.1%増収、12.1%増益と増収増益を実現している((株)王将フードサービス 20213月期第3四半期決算短信)。

 

 それもその筈で、店に行くと客で溢れかえっている。意味のない自粛の気配はまったくない。カウンター席は一人一人透明の感染防止フィルムで、“ここまでやるか“ というくらい仕切られている。家族席も隣の席とは天井まで仕切られている。

 

 もちろん、消毒液も用意してある。溢れた客は、駐車場の車で待機している。要するに、やるべきことをやれば、業績は上げられるという好例だ。

 

 キツイようだが、他の飲食店は、やってることが中途半端だから、積極的に営業できないとも言えるのではないだろうか。

 

🔷コロナ発生以来、自主休業することなく営業している繁盛店では?

 

 もう一例。「武漢コロナウイルス」発生以来、緊急事態宣言中も一度も休んでいない和食店が、JR湖西線「北小松」駅前にある。新鮮な魚料理が主体で一人平均1000円以上するから決して安くはない。だが、いつ行っても順番待ちが多い。予約もできない。その秘訣は、消毒を徹底し、入店時マスク必着としたうえ、テーブルを一つずつ空けて距離を保っている。それだけで、一貫して営業を続けている。

 

 いずれも、未だにクラスターは出ていない。もしも感染者が出れば、入り口に『臨時休業のお知らせ』が貼り出されるのが他の通例だ。第一、客足がパッタリ途絶えるからすぐそれと分かる。

 

 「王将」の株価は、年初の安値5620円から上昇を続け、28日現在59906.6%高となっている。その対応ぶりが広く株主に評価されたといえるだろう。

 

🔷意外と甘い県下一大病院の感染防止対策の実態❗️

 

 全国の病院で、クラスター感染が続発している。なぜ、「王将」などの飲食店でクラスターが起きず、専門家であるはずの医療機関クラスターが起きるのか。

 

 その理由は、医師は必ずしも危機管理の専門家ではないということにある。

 

 上述のような飲食店では、必死だ。たとえばスカイラークチェーンの「ガスト」では、入店したら必ず消毒を求められる。そのために、店員を一人配置して一人一人声をかけているほどだ。

 

 一方、某県下一の大学附属病院では、玄関に体温計と消毒液を置いて係員の🆗が出ないと入れない。ところが、入院患者に対しては甘い。

 

 病棟出入り口に消毒液は置いているが、側には誰も付いていない。看護師の見ている前で、スルーしても何も注意されない。家族の面会は、着替えの受け渡し等以外は認められないなど厳しそうに見えるが・・・。

 

 各病室内では、ベッドがカーテンで仕切られているからか、患者は誰もマスクを着用していない。それはまだ分かる。だが、病棟内の用足しに行くときでも、マスクなし、消毒しないことを見咎められることは、10日間で一回もなかったとある患者はいう。

 

 科によっては近畿圏随一といわれる大病院ですらこの有様だから、今クラスター感染をおこしている病院の「危機管理」も推して知るべしだろう。医療従事者のご苦労には頭が下がるが、危機管理における「徹底」の重要性を理解されている方は少ないと思わざるを得ない。

 

🔷医師、看護師でも危機管理を「徹底」しなければ「王将」以下

 

 TV各局のワイドショーに出演している、いわゆる感染症対策に詳しいと称される医師もあてにならない。そもそも、TVに出演できるほど暇な医師が、感染症対策の専門家であるはずがない(尾身茂 専門家会議座長も、人格はともかく、厚生官僚であり感染症封じ込めでの特段の実績はない)。

 

 パンデミックに対応した経験のある医師がそんなにいる訳がないだろう。科によっては近畿圏でもNo.1といわれる上記の大病院でも上述の通りだ。「自衛隊中央病院」以外の病院の感染症対策は100%信用しないことだ。

 

「お医者さんはプロだから安心」というのが間違いのもとだ。指定病院の医師でも、感染症医学の専門知識はあっても、感染防止の「危機管理」の専門知識はない。

 

 患者対象ではないが、飲食店の危機管理は、生活がかかっているだけ真剣だ。

 

 実は、危機管理において最も大切なことは『徹底』なのだ。

 

 たとえば、防護服の着脱時(写真下参照)のミスでクラスターを引き起こした病院があったが、医師や看護師なら着脱の仕方は知っているはずだろう。だが、その際の注意事項を『徹底』厳守していなければなんの意味もない。

 

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裏返して丸める際に汚染面に触れないことが不可欠だ


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最後の消毒がいい加減だと即クラスターにつながる


 上の写真は、長崎大学医学部が公表した防護服着脱の手順(抜粋)だ。これをご覧になれば、感染症患者のいる病室から出るたびに手順通り繰り返すことが、いかに至難の業かご理解いただけるのではないだろうか。「言うは易し行うは難し」の典型だ。その至難の業を『徹底』してやり切るのが本当の危機管理、本当のプロだろう。

 

 だからこそ、民間レベルではあるが、紛れ込んでいるかもしれない感染者から客と従業員を守るため至難の業を『徹底』し続けている「王将」や「ガスト」、湖西線北小松駅」前の某和食店に敬意を表する。もちろん危機管理を専門とする「自衛隊中央病院」にも。

 

 この『徹底』が実践できれば、「武漢コロナウイルス」は恐るるに足らない。「王将」や「ガスト」のようにどんどん営業すればいいのだ。マスコミも、「経営が苦しい」とか「つぶれた」ばかりでなく、感染防止対策を徹底している施設を、積極的に記事にする報道姿勢にシフトすれば、必ずや感染封じ込めに著しい効果が現れるだろう。

 

 立春に咲いた梅一輪は、強制力よりも、そのことの大切さを教えているのかもしれない。

 

以上