米株価 620ドル超急落‼️ FRBパウエル議長の不意打ち発言へのトランプ氏のツイートが引き金か⁉️ #株価急落 #パウエル議長 #民主党 #ナンシー・ペロシ #米中戦争
午前3:48 トランプ米大統領の「Twitter」(後掲)が出るのとほぼ同時に、アメリカの株価は急落し(赤矢印)、VIX指数(恐怖指数=黒矢印)も急上昇した。
どうやら、原因はトランプ氏がツイートした、「選挙後まで交渉を止めるよう担当者に指示した。私の勝利直後に勤勉な米国の人々や中小企業を重点対象とした大規模な景気対策法案を通す」(出典:Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/ 2020年10月7日4:15 JST)を嫌気したとみられる。
これには、伏線がある。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、「十分な政府支援がなければ米国の景気回復は脆弱(ぜいじゃく)なものになる」と警告し、「景気刺激策を過剰に講じても問題にはならない」との見解を示したことだ。(出典:Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/ 2020年10月7日0:17 JST 更新1:37 JST)
トランプ氏は、上記ツイートで「民主党は、コロナに関連のないお金に2兆4000億ドルもの財政支援ドルを要求。これに対して共和党は、1兆6000億ドルの(※コロナに)有効な支援を提案して交渉しているが、民主党は誠意ある対応をしていない」と主張している。以前からの主張だ。
それを承知しているはずのパウエル議長が、あからさまな民主党寄りと取られても仕方のないコメントを出した訳だ。FRBは、政府の組織ではなく金融資本の利益代表ともみられているだけに、しばしばトランプ大統領と対立してきた経緯もある。
パウエル議長発言は、大統領選直前の不意打ちコメントとなった。
パウエル議長発言が午前1時37分(JST)、これに対してトランプ米大統領の「Twitter」は午前3時48分、わずか3時間後。NYダウは、プラス200ドル超からマイナス300ドル超に急落した。市場の期待は、大統領選前の決着を望んでいたようだ。
今日の、東京市場の動きは影響を受けざるを得まい。
民主党の手法は狡猾だ。「追加支援予算」の動向は、トランプ大統領の体調とともに、米経済、大統領選を左右するポイントに急浮上したといえよう。米中戦争の帰趨もかかってくる。
以上