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「東京五輪、21年開催が無理なら中止」IOC会長が言及‼️ 中止になると🇯🇵GDP−1.5%、損失合計1兆5千億円 簡単にやめられるのか❓ #東京五輪 #新型コロナウイルス #GDP

 

    「このような状態で五輪なんか出来るわけがない」「五輪開催したくてPCR検査をしないんだろう」などと、無責任に、気楽に政権批判に結びつけようとする勢力は喜びそうなニュースだ。

 

    さっそく朝日新聞が飛びついた。

 

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国際オリンピック委員会本部

 「新型コロナウイルスの影響で2021年に延期された東京オリンピック(五輪)について、国際オリンピック委員会IOC)のトーマス・バッハ会長は20日、英BBCのインタビューに応じ、21年開催が無理になった場合は中止とする見通しを示した

    バッハ会長は、安倍晋三首相から、21年開催が『最後のオプション』と伝えられていたと明かし、『大会組織委員会が永久に3千人や5千人も雇用を続けることはできないから、理解できる。毎年、世界中のスポーツ日程を変更することはできないし、アスリートを不確実な状況にとどめてはおけない』と語った。

    開催条件としてワクチン開発が必要という一部の指摘については『世界保健機関(WHO)の助言に従う。誰も1年2カ月後のことは分からない』とこれまで通り明言を避けた。無観客での実施については現段階では『臆測』としたが『無観客は望むべき姿ではない。でも、もし決断を迫られる時期が来たら、アスリートやWHO、日本側と相談する時間を与えて欲しい』と話した。現在、選手の隔離などの対策を検討しているという」(出典:朝日新聞デジタル 2020/5/21 10:21)

 

 記者の筆が走っている様子が目に浮かぶ。だが、五輪中止という事態はそんな簡単なことだろうか?

 

東京五輪が中止になるとGDPはマイナス1・5%、損失は合計1兆3500億円」(出典:「宮崎正弘の国際情勢解題」2020年3月 13日 弐)という日本経済の屋台骨を軋ませかねない国民的イベントだ。

 

    アスリートたちも、その日を目指してスケジュールを組んでトレーニングしている。もし中止になったら、簡単に、「あと三年頑張って、次のオリンピックを目指せ」などといえるのだろうか?年齢的にピークを過ぎる選手もいるだろう。資金が続かなくなる選手もいるだろう。延期によってそがれた集中力をさらに三年維持することは容易ではない。

 

    スポンサー企業も持ちきれないだろう。

 

   だからこそ、こうなることを予測して、「UNOMINEWS」は、3月7日の記事「2020東京五輪開催決定⁉️・・・」で、無観客試合でもいいではないか、むしろ、高いチケットを買えない人も、平等にテレビ観戦すればいいではないか。と「平等オリンピック」になる意義を報じた。

 

    世界中が「テレワーク」「テレスタディ」「テレ会見」「テレミーティング」・・・と「テレ〇〇」が、コロナ後の世界の常態になる可能性が示唆されている。

 

    「テレ・オリンピック」もいいではないか⁉️

 

 最悪の場合の選択肢の一つとして、準備しておく意義はあるだろう。

 

 「武漢コロナウイルス」感染拡大も、日本では、ほぼ第一波の感染ピークは過ぎたと大方は見ているようだ。日本側の事情だけみれば「テレ・オリンピック」なら今年の夏でも可能なくらいだ。

 

 だが、アフリカ諸国や南米諸国での感染拡大はこれからピークを迎えることを考えると、それは無理としても、今から参加各国の選手団、取材陣、そして受け入れ側の接遇ボランティア等を最低の人数に絞り、出入国時にはPCR検査を徹底し、競技時以外は、マスク着用、手洗い、三密回避を徹底すれば、万全ではなくとも最善は尽くせる。

 

 競技場の席には、一席おきにフラワーポッドを置いたり、マスクはクール使用で各国の国旗と五輪マーク入りにでもすれば、一石三鳥くらいになりそうだ。

 

 開放型の会場にするため、暑い外気を室内に取り込む際の熱交換冷房を設置することも有効だろう。

 

   気を付けねばならないのは、むしろ、高齢者でなければ重症化しないし感染もしにくいといった「青春の驕り」と、アスリートが共通して持っている強靭な体力ゆえの「強者の驕り」ではないか。

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日刊ゲンダイ記事から写真引用)

    4月2日号既報の阪神タイガースの選手たちと北新地のホステスらとの「夜のお食事会」によるクラスター感染がいい例だ。

 

    「新型コロナは『5分後に息ができない』 ユベントスFWディバラ、発症時の“呼吸困難”を激白」(出典:Football ZONE WEB 2020/3/29(日) 07:30)と、欧州リーグのプロサッカー選手も、自身が感染したときの苦しさを語っている。五輪選手といえども「驕りは禁物」ということだろう。

 

 決して甘く見ないで、かつてビートルズ初来日公演や東京サミット警備で見せた公安警備警察の徹底ぶりを、「武漢コロナウイルス警備体制に活かせば、充分可能性はあるのではないだろうか?

 

    医療体制については、感染初期の段階で、自衛隊中央病院は、ダイヤモンドプリンセス号の感染者を、一度に百数十人も受け容れて、一人の死者も出さなかった。その上、一人の院内感染者も医療感染者も出さなかった。その、日頃から徹底した訓練ノウハウを活かせば、準備は整うのではないか。

 

    世界中が苦しんでいるからこそ、せめてオリンピックくらいは開催して、“ 人類も捨てたもんじゃない “ と、天罰を下された神さま方に認めさせたい。そう思うのは筆者だけだろうか?

 

以上