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ニコニコ会見😄の滋賀県庁が隠匿した歯科医院は、患者の育児にまで配慮した、まさに「ファミリー歯科」だった‼️ #滋賀県 #南草津ファミリー歯科 #「武漢型コロナウイルス」 #佐々淳行 #パナソニック

 

🔷滋賀県が隠した歯科医院名を公表❗️

 

 滋賀県が公表を拒んだ歯科医院のことは、滋賀県民の間では、すでに噂としてかなり広がっている。だが、噂はしょせん噂で、他の噂で被害をこうむる人も出てくる可能性があるので、事実を公開する。

 

 「武漢コロナウイルス」でクラスター感染が発生したのは、滋賀県草津市野路町の南草津ファミリー歯科」だ

 

 ここに掛かっていた人は、県に申し出るとともに、念のため、「自分は感染している」と想定して、体調に注意し、家族や周囲の人にうつさないよう厳重な感染防止措置をとる必要がある。

 

 現時点では、風評被害を受けている様子もない。落書きや貼り紙の類もなかった。

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滋賀県が隠した「南草津ファミリー歯科」、嫌がらせの様子はない(4月25日記者撮影)

 歯科医院側にたっても、こういう危機に遭ったときは、情報を積極的に公開し、感染対策の取り組みをはっきり打ち出したほうがいい。

 

 それは、直指導をいただいた危機管理の専門家 佐々淳行(さっさあつゆき)初代内閣安全保障室長が、常に説いていた積極的情報公開論に基づいている。

 

 マンション二棟の敷地内の一階という好立地。そして、患者の子どもを預かる「託児所」まであった。

 

 惜しむらくは、写真(下掲)のように、コロナ感染症発生のお知らせが小さかった。危機管理の対処法をご存知ないのだろう。

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玄関に貼り出されている休診の挨拶、事情が書かれている(同日記者撮影)

 滋賀県第一号の感染者を診察した南郷の「金田医院」は、下の写真のように、もう少し大きな目立つ文字だった。パトカーも来て大仰だったが、その後、感染拡大は聞かない。

 

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滋賀県内感染者第一号の患者が受診していた金田医院の休診挨拶(3月9日記者撮影)

🔷危機管理で最も大切なことは「情報公開」‼️そして「原因究明」と「再発防止」‼️

 

 口でいうのは簡単だが、なかなか出来ることではない。

 

 かつて「パナソニック」(事故発生当時は松下電器「ナショナル」は、2005年に、石油ファンヒーターの不良品問題で2名の死者まで出した。リコールに踏み切ったが、事故が続発し、経産省の緊急命令もあって、全数回収をさらに徹底した。ここからが大事なところだ。パナソニックは、それを機に、全製品の事故状況を洗い直し、電子レンジ、冷凍冷蔵庫、衣類乾燥機計300万台超の大規模リコールを断行した。2007年5月30日のことだった。

 失敗の原因を追求し、「経年劣化」による再発事故の防止策を徹底した。その経験は2007年11月の「消費生活用製品安全法(消安法)の改正につながって、今日に至っている。

 

 当時、パナソニックが回収のために配布したチラシの文面写真は下掲のようなものだ。(出典:パナソニック

 

https://panasonic.co.jp/ap/info/important/heating/ff_heating_j.pdf

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 松下電器パナソニック)は、当時の金額で249億円をかけて、テレビ放映4万2千本、チラシ6億9千万枚を使って回収を呼びかけた。という。(太字部分:失敗知識データベースをもとに記事化)

 

 この事故をはさんで、全国に知れ渡った「ナショナル」から「パナソニック」に名称変更するわけだが、この事故の際の、積極的なマイナス情報(ネガティブ情報)の公開が、正直で、誠実な「パナソニック」あるいは「日本」のイメージとして、世界中に定着して今日がある。危機管理のお手本のような事例だ。

 

 滋賀県や中国のように情報を隠匿したり、ウソの情報を流したりしていいことは一つもない。少なくとも、「ファミリー歯科」の関係者だけでも、正面から立ち向かうことを願いたい。感染症を根絶するカギは「情報公開」しかないからだ。

 

🔷市民には「大切な人を守る」責任も権利もあるから心配するのだ‼️

 

 

 「Twitter」には「滋賀草津南草津ファミリー歯科の歯科衛生士が感染していて、歯科医院内の職員4人が感染発覚したということ。その歯科衛生士は患者から感染したのか、他から感染したのか、行動記録公表してほしい。またその衛生士に施術してもらった患者には連絡がいっているのだろうか」と心配の声が書き込まれている。

 

 滋賀県はこの、県民なら誰もが抱く心配を何と受け止め、どのように対処するのだろうか❓

 

 全国の歯科医院で働く歯科衛生士の人たちは、迫り来る感染の恐怖を感じながら患者のために頑張っている。「飛沫感染、最低限気をつけてはいますが、私たちも時間の問題かもしれません」(県内の歯科衛生士Aさん)という声に、返す言葉が見つからない。その人たちをどう守るというのだろうか。

 

 まず同院の感染者第一号は、どこからウィルスをもらったのか。他の職員や家族の行動履歴はどうなっているのか。感染後の全来院者の追跡調査、検査は終えたのか。その家族は・・・。

 

 滋賀県の三日月知事は、先頭に立って感染防止に取り組み、県民の命を守る覚悟はあるのか❓それが、いま問われている。なぜ情報を隠匿しようとするのか、納得できる説明に出会ったことがない。(念のために付言するが、記事に政治的意図は全くない)

 

以上