アメリカが『台湾』を国家として認めた‼️『米中戦争』も覚悟‼️ 中国の “ 共産党独裁経済 ” 粉砕か⁉️
🔷「米中戦争は有り得る⁉️トランプ米大統領もその覚悟‼️“習近平王朝”も宣戦布告⁉️」という記事を掲載したのはついさっきのことだ。
内容は、中国🇨🇳が戦争も辞さないという記事だった。
ー「“Don’t say we didn’t warn you”『警告してないとは言わせないぜ!!』」出典:ON THE BOARD 2019/6/7
「非常に刺激的な言葉ですが、これは人民日報が、最近の米中貿易交渉における
中国側の覚悟を示すものとして使用したものです。」
というから、国家の覚悟と見なければならない。ー
その直後に、驚愕のニュースが飛び込んできた❗️
🔷アメリカ🇺🇸が「台湾を国として認めた」❗️
「アメリカが台湾を国家として認めました。
米国国防相が2019年の「インド太平洋戦略報告」を発表しました。
その30ページに及ぶ報告書には、「台湾を国」として認めるとありました。
この事実がどれだけ重いか?
日本のメディアが無反応なので、簡単に説明します。
これまでアメリカは中華人民共和国をチャイナとして、唯一の国家として認めていたのです。台湾は中国の一部であるかは明言を避け、台湾とは正式には国交を行なっていなかったのです。これは日本と同様です。(中略)
米中間では、シナ大陸唯一の国家は中華人民共和国であったのです。中華人民共和国が唯一のチャイナだったのです。
それがですよ、今回米国が台湾を国家として認める。ということは、中華人民共和国の『核心的権益』を失うことになります。(注:それどころか「キューバ危機」以上の脅威が目と鼻の距離に出現する)
これは、当然、中国(ここでは、中華人民共和国の略)は、メンツを潰されたことにもなりますし、
ズバリいうと、全面戦争に突入することが(ある意味で)決まったようなものです。
刻々と進む米中衝突ですが、どのように進むのか?ぶっちゃけ誰もわかりません。
クラウゼヴィッツでいうところの「戦場の霧」があるからです。
しかし、奥山真司先生は、2018年秋に米中衝突をCD化したように、ある程度、大枠を分析してきたので今後のモデルも示しました。
アメリカはどうするのか?
中国はどうするのか?
日本はどうするのか?
いろんな角度からこの衝突を考えて行きましょう。
スマホで聞けるダウンロード音声があります。ご案内はこちらから・・・」
出典:ON THE BOARD 2019年6月11日(和田憲治)
マスコミは気付こうともしない。だから、お茶の間の国民は誰も知らされていない。与党も野党も、この “ 危機 ” にどう対処するのか想定すらしていない。
しかし、今から41年前に
『台湾』(中華民国)が日本の安全保障上の要衝であることを、何度も何度も国会で質問に立ち、ときの総理である佐藤榮作、田中角榮、三木武夫、大平正芳しに与党とは思えない口調で厳しく迫っていた国会議員がいたことを知っている人はほとんどいないだろう。
「中国に騙されるぞ‼️台湾は古き友人だ。守るべき‼️」と自民党の最高決議機関である「総務会」で、ただ一人12時間説き続けたことも、知る人は無い。
“ 伝説の政治家 ” だ。
すでに故人であるが、その一部の質疑録を掲載する。出典:国会図書館「国会会議録検索システム」
🔷「『台湾』には、中華人民共和国の実効支配が及んでいない‼️」(日本外務省答弁) “ 中国が新憲法で台湾の武力解放をうたい上げ解放軍に武力解放の準備を命じた。これを認識をしないと大きな過ちを犯す‼️”(故玉置参議院議員の警告)
昭和53年(1978)03月28日「参議院外務委員会」
(中略)
注:中江氏は当時の外務省アジア局長、茂串氏は内閣法制局第一部長
○政府委員(中江要介君)「玉置先生の台湾はどこの領土かという御質問に対して、法制局第一部長から中華人民共和国の領土だという答弁があったんですが、これは日本国政府の見解ではなくて、中華人民共和国は台湾は中華人民共和国の領土だと言っていると、こういう趣旨でございますので……。
○玉置和郎君 ありがとう。あんたは日本人で、こっちは日本人でないちゅうこっちゃ。法制局、私はいま気づかなかったけどね、それはあんた中華人民共和国の領土なんて言ったら、領土の中に主権が確立されてないじゃないか。どういうことなんだ。
○政府委員(茂串俊君) ただいまアジア局長が答弁されたとおりに私どもも心得ております。(中略)
○玉置和郎君 そうでしょう。
だからね、もう一回重ねて聞いておきますがね、台湾というあの地域、それから金門、馬祖、澎湖島、この地域には中華人民共和国の統治権が及んでいないということは認めますか。
○政府委員(中江要介君) 事実上の問題として、実効支配が及んでいないということは私どもも認めます。
○玉置和郎君 そのとおりでありましてね、だから従来の閣議決定の方針、そういうものは変更しないということはいま外務大臣から明確にお答えいただきました。どうかそれを踏まえて、日中交渉をしっかりやっていただきたい。
非常にむつかしい問題です。特に中国が新憲法で台湾の武力解放をうたい上げた。そうして解放軍に武力解放の準備を命じた。このことは五年半前の日中正常化の共同声明を発出した当時と今日とでは大変な違いであるということ、これをやっぱり御認識をしていただかないと、大きな過ちを犯すことになる。」
🔷1971年の国連総会決議で『台湾』はその国家としての正当性を奪われた‼️
「中華人民共和国が1970年代に取り組んだ西側諸国と相次ぐ関係改善と、国連における「中国」代表権を中華民国政府から中華人民共和国政府に移す1971年の国連総会決議2758の採択などの結果、『中国を統治する唯一の合法(正統)国家』として中華民国を承認する国が激減し、青天白日満地紅旗も「中国の国旗」として国際的に認知されなくなっていった。」出典:ウィキペディア「青天白日旗」
🔷「米国は台湾を擁護するために『台湾関係法』を制定し、そのあとに中国と国交を結んだ」
アメリカは、その中で、『台湾』(中華民国)の地政学的重要性を熟知しており、日本のように、朝日新聞以下のマスコミに煽られ、時の財界総理 “ 稲山嘉寛 ” 元新日鉄社長に踊らされるようなことはなかった。
『台湾』(中華民国)に手を差し伸べつつ、「カーターは1979年に中国と国交を開いた。ニクソン訪中から国交樹立までに七年の歳月をかけたのも中国が変化し始め、文革に終止符を打ったこと、そして台湾との関係で米国は台湾を擁護するために「台湾関係法」を制定し、そのあとに国交を結ぶに至った。」(以下略)出典:「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」2019/6/11「カーター元大統領(94歳)がトランプと会談していた 中国をいかに扱うかの手ほどきをトランプに講釈したとか。」
🔷兆候は、6/1の海軍士官学校卒業式
立憲民主党の “ 蓮舫 ” 議員が、さしたることもない質問に内閣総理大臣を引っ張り出し、足止めしている間にも、世界情勢は動いていたのだ。この卒業式の異変に気づき警鐘を鳴らしてくれたのは、立憲民主党ではなく、脚で取材した情報をもとに的確な指摘で著名な “評論家 宮崎正弘氏” のみだったのだろうか。
「トランプ大統領は6月1日、士官学校の卒業式に赴いて、軍人幹部候補生らを激励した。
その卒業生のなかに『台湾』(中華民国)からの交換軍人がいた。会場には中華民国の国旗が飾られていたのである。台湾重視策がここでもあらわれていると見るべきではないか。」
出典:「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」2019/6/5
🔷「自由」を守るために、あなたは何を為すのか⁉️
中国も本気を示した。「人民日報」🇨🇳が掲載した言葉は半端ではないはずだ。アメリカも『台湾』(中華民国)🇹🇼を国として認めることが何を意味しているのかを熟知した上で手を打ってきた。
1962年、ケネディ大統領の時代、ソ連のフルシチョフ首相がフロリダ半島の目と鼻の先の社会主義国「キューバ」に、核ミサイルを配備し、ソ連とアメリカは一触即発の状態『キューバ危機』を引き起こし、世界は13日間、核戦争の勃発に震え上がった。
事態は、フルシチョフ首相が、核ミサイルを撤去したこととケネディ大統領がキューバ不侵攻を約したこと等で危機は回避された。その背景には、当時のソ連に対しアメリカの核戦力が圧倒的にまさっていたことが挙げられている。ソ連には、彼我の戦力を冷静に比較して判断を下す余裕があったということだろう。
しかし、今の中国は、国内経済の急速な沈下による人民の不満を外に向けるためにも、戦争の選択可能性は現実化しつつあると見なければならない。
『敵を知り己を知らば百戦危うからず』とは、中国古来の兵法の基本だが、果たして、中国の首脳陣に「諸葛孔明」のような名軍師はいるのだろうか⁉️
何れにしても、“戦争には備えなくてはならない‼️” 「備えあれば憂いなし」というではないか?
以上