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寄り添うカップル、真剣に覚えようとする子どもら❗️琵琶湖初、特別機動船45km/hで疾走‼️

    サザンオールスターズの名曲「勝手にシンドバッド」にこんな一節がある

「🎵おたがいに身を寄せて  いっちまうような瞳からませて」

 

    「今 何時?」というフレーズで有名な歌だ。(作詞:桑田佳祐

 

    8月8日、陸上自衛隊大津駐屯地の仮設桟橋から海上自衛隊員の操縦で、初めて高速機動船(リブボート)に乗った。猛暑の日だった。

 

   8月8日といえば琵琶湖大花火大会の日だ。近隣住民の方が、その観覧に押し寄せる前に、乗船させてもらった。乗客10人ほどの中に、目につくカップルがいた。

 

    時速45キロというスピード感は、路上とは全く違う。波静かとはいえ、琵琶湖の白波を蹴立ててカーブを切ると、体が持っていかれそうになり、思わず脚に力が入り、前の手すりを掴んでしまう。

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左側の前に受信料女性、後に青年のカップル(写真記者撮影:時速45キロで航行する高速機動船=リブボート)

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仮設桟橋をボートに向かうカップル(手前から5、6人目)ら、夏空が湖面に映える(写真撮影記者)


    目の前の二人は、まるで遊園地のジェットコースターに乗っているように、20歳前後だろうか、青年が女性の腰に手をまわす。その手を、“ダメよ”と女性の囁きが聞こえてくるように、柔らかく離させる。

 

    そして振り向いてにっこり笑う。後ろからは見えないが、二人はその瞳をからませていたのだろう。乗る前も下りてからもいつも二人で語らいあっていた。

 

    この二人が、やがて家庭を持ち、ひょっとしたら、彼が自衛隊員となって妻や子を守ることになるのだろうか。どちらにせよ、自衛隊を取り巻く雰囲気は、大きく変わりつつあるようだ。

 

    昔の日本男児のあり方とはだいぶん様子が違うが、これがいまの日本の普通のカップルだろう。近くの隊員に聞いたところ「体力がなくても大丈夫ですよ。体力は自衛隊に入れば後から付いてきます。」と事もなげに答えた。

 

    聞けば、二人はわざわざ湖北の高島市から来たという。他に、奈良から、京都から200名をこえる体育会系の学生や親子連れが来ていた。皆が、真剣に「手旗信号」やロープワーク「もやい結び」、身近なもので「救助担架を作る」などの体験に取り組んでいた。

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屈強そうな大学生グループも団体で参加(写真記者撮影:陸自大津駐屯地体育館)

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結んだらほどけない「もやい結び」を真ん剣に覚える小学生ら。後方は、人命救助担架作り(写真記者撮影)

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「手旗信号体験」は夏休みの印象深い思い出になることだろう(写真撮影記者)


   災害時にも即、役に立つ必修技だとわかると、小学生も、何回も繰り返したり友達に教えたりして自分のものにしようと、かなり必死だった。

 

以上