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強行突破すればG20で世界の首脳から吊し上げ⁉️「6.9」から始まった市民デモの凄まじさが「逃亡犯条例」を廃案に追い込んだ‼️ 「雨傘革命」のまず一勝❗️

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多くの負傷者が出た6月12日の香港市民デモ(「NTDTVJP」の画面写真を引用)

 

🔷【急展開の軌跡】「UNOMINEWS」作成

 

6月  9日(日)「逃亡犯条例」(立法会(議会)は20日に改正案を採決予定)の廃案を求め、100万人超のデモ参加市民が香港政庁🇭🇰を取り囲む。デモには主催者発表で103万人が参加。1997年の中国返還後で最大規模‼️

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6月12日(水)「逃亡犯条例」廃案を求め、拡大化する200万人(NTDJA推定)のデモ隊と黒ずくめの警察の衝突で80人以上が負傷‼️

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6月14日(金)「逃亡犯条例」改正案への抗議が続いている❗️(ロイター電)

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6月15日(土)香港政府🇭🇰トップの林鄭月娥行政長官は、「逃亡犯条例」の改正を期限を定めず延期すると表明❗️

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6月16日(日)200万人デモ(NTDTVJP推定)

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6月21日(金)香港政府🇭🇰は、『逃亡犯条例の改正作業は完全に停止した』とし、改正案が廃案となる事実を受け入れると表明‼️

                                                                                                                                        

 

🔷先ほど、共同通信から発信されたニュースが世界を駆け巡っている。

 

    その香港発の記事は「香港政府、廃案受け入れを表明」との見出しで「香港政府は21日、『逃亡犯条例の改正作業は完全に停止した』とし、改正案が廃案となる事実を受け入れると表明した。」という。出典:共同通信社6/21(金)22:19配信

 

    前週の6月15日に、日経新聞が「逃亡犯条例、香港政府が改正延期 行政長官が表明」と香港発の情報を伝えてから一週間弱で香港市民の圧倒的な声が“習近平王朝”を追い詰めて決断させたものだ。

 

    その時点では、「香港政府トップの林鄭月娥行政長官は15日、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡せるようにする『逃亡犯条例』の改正を期限を定めず延期すると表明した。市民や学生らが反発し、12日にはデモ隊と警察の衝突で80人以上が負傷した。対立が深まる中で改正手続きを進めるのは難しいと判断した。」として、日経記事も「廃案」に言及していなかった。出典:日本経済新聞 電子版2019/6/15 16:43

 

🔷習近平が恐れたもの‼️

 

    当「UNOMINEWS」でも、19日の記事で「『犯人引き渡し法案(逃亡犯条例)』は、審議入りすらできず、法案の修正を余儀なくされようとしている。」とまでしか書けなかった。政治犯は除外する等のが恐れたもの「修正」はあり得ても「廃案」は北京が許さないだろうと見たからだ。ところが、北京は「廃案」を飲んだという。

 

    いかに、習近平中国国家主席が“香港民衆蜂起”の中国全土への波及を恐れたか⁉️ヒシヒシと伝わってくるようだ。

 

    時期も味方した。G20直前で、世界の首脳が中国政府の対応を注視していたからだ。トランプ米大統領との貿易交渉もあり、習近平中国国家主席は世界の首脳と顔を合わさなければならなかった。

 

    その結果、「逃亡犯条例の廃案」を飲まざるを得なかったと分析する。

 

🔷この影響は甚大⁉️習近平中国国家主席はその地位にとどまれるか⁉️

 

    G20に出席するために、米中貿易交渉でトランプ米大統領に膝まづいたのは、「韓信の股くぐり」の故事を引いて中国共産党内の大方の理解は得られたとしても、

 

    自国内の「香港」で民衆の声に押されて敗北を喫したことは、重要な戦争に負けたに匹敵するだけに、“習近平王朝”の権力基盤の弱体化を含め、その影響は予測不能だ。

 

    これが引き金となって、中国各地で民衆の蜂起がいつ起きても不思議ではない不安定化な状態を惹起してしまったとも言えよう。

 

    その分かりやすい例をあげよう。

 

    桐生祥秀選手が100m走で 9 秒 98 を出し、あれほど厚かった10秒の壁を日本人として初めて破った途端、サニブラウン・ハキーム選手も 9 秒 97 を出したのと通ずるものがあるのではないか。それは、

 

    「あいつに出来たなら俺にも出来る❗️」ということだ。

 

    日本が日露戦争に勝ったときに、初めて白色人種を戦争で破ったとアジア・アフリカ、中南米人の心理的隷属が解放されたのも同じことが言える。

 

    香港が出来たなら、チベット族も、ウィグル族も「俺にも出来る❗️」という気がしてくるだろう。

 

    潜在的呪縛が解けたとき、民衆は考えられないパワーを発揮するから、中国共産党が最も恐れている状態になったといえるかもしれない。“ 民衆のパワー ” 、これほど恐ろしいものは無い。

 

    ますます中国から目が離せなくなった‼️

 

以上