“秘密”は遺伝子の力か⁉️サニブラウン選手、日本新記録『9秒97』‼️全米大学選手権決勝3位👍
🔷「サニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)選手は、6月5日には、テキサス州オースティンで行われた陸上の全米大学選手権の男子100メートル準決勝で追い風2.4メートルと、(参考記録ながら)9秒96をマークして3組2着となり、7日(日本時間8日)の決勝に進んでいた。
7日の同決勝では、追い風0.8メートルのなか、みずからの記録を0秒02縮めるとともに、一昨年9月に桐生祥秀選手がマークした9秒98の日本記録を100分の1秒更新し、日本新記録となる9秒97で3位となった。」(1位は9秒86を出したナイジェリアのオドゥウィル)
サニブラウン選手の記録の更新ぶりは下表を参照されたい。出典:ウィキペディア「サニブラウン・アブデル・ハキーム」
「年次記録」 太字は自己ベスト。記録は当時。
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風速 |
備考 |
風速 |
備考 |
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(中学3年) |
10秒88 |
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21秒85 |
|
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(高校1年) |
10秒45 |
0.0 |
高校1年歴代1位 |
21秒09 |
+1.4 |
高校1年歴代1位 |
(高校2年) |
10秒28 |
-0.4 |
高校歴代5位タイ |
20秒34 |
-0.4 |
日本歴代8位 U18世界歴代2位 日本高校記録 |
(高校3年) |
10秒22 |
+1.0 |
U18世界歴代4位 U18日本歴代2位 高校歴代2位 |
20秒54 |
+1.0 |
高校3年歴代2位 |
10秒05 10秒05 |
+0.6 -0.6 |
日本歴代6位 U20世界歴代10位タイ U20日本歴代2位 |
20秒32 |
+0.3 |
日本歴代8位 U20日本歴代2位 |
|
10秒46 |
+1.4 |
|
20秒64 |
+1.4 |
|
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9秒97 |
+0.8 |
日本歴代1位 |
20秒08 |
+0.8 |
日本歴代2位 |
出典:ウィキペディア
🔷父親が黒色人種、母親が黄色人種❗️海外で揉まれ、英語が苦にならない‼️
サニブラウン選手は、日本国籍を有する日本人選手だが、活躍の場は、アメリカが中心だ。
狭い日本人同士が最速ランナーを競い合う国内大会でなく、大型の、筋力を鍛え上げた選手がゴロゴロいる「全米大学選手権」で日本新記録が出たことは、「2020東京五輪」に大きな楽しみが出来た感がある。
同選手は「福岡県北九州市出身。ガーナ人の父(サニブラウン・アブデル・ラティフ)と日本人の母(サニブラウン・明子)を両親に持つ。
父親はガーナ🇬🇭人でサッカー選手の経験があり、母親は100mとハードルで全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(インターハイ)に出場した経歴を持っているアスリート一家であった。サニブラウン選手も子供の頃はサッカーに取り組み、ポジションはフォワードだったが、小学校3年生の時に母親からの薦めで陸上競技を始めた。
🔷元五輪選手が高校陸上部顧問❗️
そして、城西大学附属城西中学校・高等学校に進学し、クラブ顧問の山村貴彦(元日本代表・シドニーオリンピック出場)の指導を受けるようになり、高校1年生時の第69回国民体育大会100m(少年B)に出場し10秒45で優勝した。」出典:ウィキペディア同上 というから、オリンピック出場経験がある「山村貴彦」さんという他の高校生では考えられない “ 師 ” に巡り会えたことも大きいだろう。
🔷全豪オープンテニスで日本人初の優勝に輝いた「大坂なおみ」選手も‼️
運動適性は、ご両親からの遺伝だろう。
2019年1月の全豪オープンテニスで日本人初に優勝に輝いた「大坂なおみ」選手もお母さん(環(たまき)さん)が日本国籍で、父親のレオナルド・フランソワさんは、中南米にあるハイチ🇭🇹出身、とそっくりだ。大坂なおみ選手も、4歳の頃に、日本からアメリカへ家族そろって移住しているという。
サニブラウン選手も大坂なおみ選手と同じく、父親が黒色人種で母親が黄色人種から産まれ、アメリカの風土で成長し、英語で話すことがまったく苦にならないコトなど共通点が多い。どういうわけか、父親日本人、母親黒色人種から生まれたスーパーアスリートというのは寡聞にして聞かない。日本の土壌は外来種を受け入れ、その特性を活かす何かがあるのかも知れない⁉️
今後の記録がどこまで伸びるかと期待される “ 秘密 ” はこの辺にありそうだ‼️
6月27日に開幕する日本選手権では、ドーハでの世界選手権キップをかけて、9秒9の桐生祥秀(日本生命)、10秒00の山県亮太(セイコー)らとの9秒台対決が見られるかもしれない⁉️
「あいつにできるコトならオレにもヤレる‼️」
人間の持つ潜在能力を引き出す“魔法の言葉 ” だ。日本人の誰もが「オレにもヤレる❗️」と思ったら、新記録が続出する可能性があり、『2020東京五輪』短距離競技の入場券も人気急騰することが予想される。
今後の陸上競技大会も観客数が増えて、陸上競技全体の人気が高まることを期待したい❗️
以上