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速報‼️ bloomberg「英下院「離脱延期」可決、EUに要請へ-首相案承認なら3カ月」と報じる

 ヨーロッパの外交交渉はタフだ。

 

    今月29日金曜日が期限だというのに、メイ首相は何度も議会にチャレンジしては跳ね返されている。まるで、オランダの風車に挑み続けるドン・キホーテのようだ。

    だが、この姿は、“誠実に交渉の窓口役を務めている” と周囲の目にも映っていることだろう。イギリス国内も、EU🇪🇺にも。

 

    EU諸国は、これを静観し、下掲のとおりロンドン市場も含め株価は緩やかな上昇を見せている。

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日本時間で昨日の欧州株式市場の値動き(出典:世界の株価)

 

    延期案をEU🇪🇺が呑まなければ、合意なき離脱が待っているというのに・・・。世界の世論もメイ首相の外交手腕と誠実でタフな交渉を支持しているように見える。合意案が否決されるや、EU🇪🇺と交渉し直し、譲歩を取り付け、再度、下院にはかるが、また否決された。それならと、3ヶ月の交渉猶予をくれと延長案を出して14日英議会での可決に漕ぎ着けた。

 

    Bloombergによると「賛成412、反対202で可決された政府案は議会に対し、メイ首相の不人気な離脱案を20日までに承認し、6月30日までの延期を経てEUを離脱するか、さもなければEUが設定する条件に従い、長期の離脱延期を余儀なくされるか選択を迫る首相の戦略に沿った内容だ。」

 

    メイ首相の離脱案の懸案は、EU加盟国であるアイルランド共和国とイギリス内の北アイルランドとの国境における交流自由度の具体的問題のようだが、内実は、大英帝国の面子でBrexitを決めたものの、経済や国民生活に影響が大きいことをイギリス国民も下院議員たちも分かって来つつあるのではないか。

 

    EU🇪🇺の言うがままの条件を呑んで離脱か、メイ首相の案を承認するか、それとも元に戻って離脱自体を取り止めるか?をメイ首相が突き付けた格好だ。

    メイ首相がマメに行き来をしている姿を見て、国民世論は落ち着くべきところへ落ち着くと見るが、今後の展開に注目したい。(「」部分出典:Bloomberg 2019年3月15日 6:59 JST )