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世界遺産『首里城』炎上‼️ “守るべき大切なもの” が崩落⁉️  イベント開催中の発生 #世界遺産 #首里城 #炎上 #沖縄 #守るべきもの #大切なもの

 地元沖縄紙が、悲痛な叫びと共に、『世界遺産』でもあり、『琉球』の民俗、王朝文化の象徴でもある『首里城』の炎上、崩落を伝えた。

 

 地元住民が、なすすべもなく茫然と見つめる先で、炎が激しく燃え上がっている様は、悲痛としか言いようがない。沖縄県民の心中は察するにあまりある。本土の人々にとっても他人事ではない。

 

「『沖縄のシンボルが…』首里城が炎上、正殿と北殿は全焼」

 (出典:沖縄タイムス 20191031日)

 

 

 31日午前2時40分ごろ、那覇市 首里首里城公園で、『煙が見える』と警備員から119番通報があった。那覇署によると、首里城正殿から火が上がり、正殿と北殿が全焼した。隣接する南殿も燃えているという。消防車両約20台、消防隊員50人以上が出動。午前5時半現在も消火活動が続いている。けが人はいない。」この時点で「警察が周辺住民に避難を呼び掛けている」。

 

50歳女性は『サイレン音で起こされて、見ると首里城が燃えていた。沖縄のシンボルが失われるのが悲しい』と心配そうに見つめた」。

 

火事の原因については不明だが

 「首里城公園では27日から琉球王国時代の儀式を再現する首里城祭のイベントが開催されており、同署によると、31日未明まで催しの準備が行われていたという」。

🔷『首里城』とは?

1429年に成立した琉球王国の政治、外交、文化の中心で、1879年に最後の国王尚泰が明治政府に明け渡すまで栄えた。築城は14世紀半ばから後半とみられ、丘陵の地形を巧みに利用して造られている。戦前は国宝に指定。沖縄戦で焼失した。戦後、県が『守礼門』や『歓会門』を再建。正殿は琉球独特の宮殿建築で1992年、沖縄の日本復帰20周年を記念して国営公園として復元された。正殿前の広場は王国の重要な儀式が行われた場所。2000年、首里城跡が世界遺産に登録された」。

 

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炎上する首里城(出典:沖縄タイムス 20191031日)

 

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沖縄の夜景を背景に激しく燃える炎は 首里城全体に(出典:同上

 

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龍潭付近から炎上する首里城を見上げる地域住民ら=31日午前5時53分、那覇市首里(出典:同上

 

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完全に焼け落ちた首里城正殿=31日午前7時3分、那覇市首里金城町(小型無人機で撮影)(出典:同上

 

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空から見た在りし日の首里城公園(出典:同上

 

🔷ウチナンチュウ(沖縄の人々)に、そして私たちに何を教えているのだろうか⁉️

 

    沖縄の人々は、もともと温和な人柄だ。「沖縄時間」は有名で、約束した時間は目安のようなもので、2時間や3時間遅れは普通といわれる。それだけ、時間がゆっくり流れている土地柄なのだろう。

 

 地元紙の言うように『首里城』は明治政府に明け渡された。戦いを好まない温和な人柄の所以だろう。第二次大戦下で犠牲になった有様は『ひめゆりの塔』や『万座毛』にいまも伝えられている。

 

 洞窟に向かって火炎放射器で焼き尽くした米軍の残忍さは、キリスト教精神のかけらもない非人道的な殺戮で非難されるべきだが、沖縄の多くの人々が、本土決戦の前哨戦で犠牲のお蔭で、本土に住んでいた人々は生き残れたことは、動かしようのない事実だ。

 

 ウチナンチュウはそういう温和ではあるが、土地の精霊というか、先祖の遺風をとても大事にしている。「斎場御嶽(セーファーウタキ)」の言い伝えなどを聞くと、今も土地の精霊が沖縄の人々を守っていると信じざるを得ない。

 

 その土地の精霊の象徴が『首里城』だったともいえる。焼失したのはそれほど沖縄の人々にとって大切なものだったのではないか。

 

 最近の沖縄のニュースを見ると、温和な沖縄文化を全く感じないニュースが多い。米軍普天間基地の「辺野古」移転をめぐる反対運動の映像を見ると、韓国人や中国人が煽っている様子が見て取れる。翁長さんについても報道されるのは、「反対」「反対」しか聞こえてこなかった。思うに、翁長さんは生来温和な人柄ではなかったろうか❓

 

 主体性のない、独自の精神文化を持たない他国の人なら、反対することによってしか自己の有り様を自覚・アピールできないのも仕方がない。

 

 沖縄には、レッキとした琉球文化があり、その人柄は伝統的な精神文化によって立っていると思える。

 

 『首里城』の火災は、沖縄琉球文化の危機を教えているように思わされる、それほど本土の人々にとっても衝撃的なニュースだ。

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ノートルダム大聖堂』の尖塔が火災で倒壊する瞬間の写真をNIKKEIニュース映像から画面写真引用(2019年4月17日)

 パリのノートルダム大聖堂が炎上崩落した時には、“カトリックの象徴崩落” の衝撃が地球の裏側の日本まで伝わってきた。

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炎上するノートルダム寺院の前で祈る人たち=AP通信(「Twitter」のNIKKEIニュース映像の中のAP提供写真を引用、日付同上)

 人々が心から大切にし守り続けているものには、象徴(シンボル)として、何かが宿るのかもしれない⁉️

 

 だからこそ、『首里城炎上・崩落』のニュースからは、単なる建物の火災以上の“何かもっと大切なもの”、“守るべき何か” が炎上・崩落したかのような衝撃が伝わってくるのだ‼️

 

以上