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歯周病菌を甘くみてはいけない‼️「敗血症」「肺炎」「大腸ガン」との関係も⁉️

🔷我々の腸の中には、乳酸菌に代表される「善玉菌」と大腸菌などの「悪玉菌」が住んでいて、そのバランスによっていろいろな病気や体調不良が引き起こされるらしいと言われていることはご存知だろう。

 

    腸内細菌といっても想像を絶している。

 

    なんと「約40兆個、重さ約1~1・5キロ・グラムにもなる細菌」というから一回の排便量よりもはるかに重い細菌叢(そう)だ。「その働きはまだ十分に分かっていないものの、腸内細菌叢の乱れが、様々な病気の発症と関係している可能性が指摘されている。」という。

    この「腸内細菌と大腸がんの関係について6月、興味深い研究成果が発表された。大阪大学の谷内田真一教授(がんゲノム情報学、前国立がん研究センター研究所・ユニット長)らの研究グループによるもので、大腸がんの発症に関係する腸内細菌を特定したという内容だ。米科学誌『ネイチャー・メディシン』に7日、掲載された。」内容の中に、興味深い記述があった。

    「早期の段階から増加して病気の進行とともに増えていくパターン。このパターンの多くの細菌は、進行した大腸がんで増えていることが既に報告されている。口腔内の歯周病の原因として知られている菌もそのひとつ。」という箇所だ。出典:読売新聞「ヨミドクター」田村専門委員の「まるごと医療」2019年6月12日

 

    「歯周病の原因として知られている菌」が大腸ガンの進行とともに増えるというが、最初に腸に入ったのは歯周病菌が繁殖し唾液とともに腸内に入ったのだろう。

 

 

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歯周病が全身疾病に影響を及ぼす(出典:ライオン歯科衛生研究所「歯周病」)

 

🔷この「歯周病菌」が恐ろしいのだ‼️

 

    “歯周病くらい・・・❗️” と軽く考えている人がほとんどではないだろうか。

 

    ところが、こんなこともある。ある医大の附属病院の整形外科で股関節の大腿骨骨頭に人工骨の手術をした患者とか膝関節の手術をした患者が、術後数週間経ってから、突然発熱して原因を調べると患部が化膿していた。その原因菌が「歯周病菌だったらしい⁉️」という。

 

  そういうリスクがあるからか、最近の手術前には周術前歯科治療が行われる。歯根が化膿している時には、その膿をきれいにして殺菌が完了するまで手術をしない。必要があれば抜歯もする。

 

    さらに、医師に聞いたところでは、よく高齢者が「誤嚥性肺炎」で亡くなった話を聞かれるが、お餅が喉に詰まったのとは別物で、歯周病菌を含んだ唾液が、吸う息とともに肺に入り込むのが怖いという。目からウロコだ❗️

 

    多くの人は、話しながら食べてて食べ物が外(そ)れて気道に入ることだと理解している。ところがそうではなく、犯人は「唾液(つば)」だと言うので、病院内の歯科医師に確認したら、「その通りです」と認めた。「唾液」なら誰でも起こりうることだ。高齢者はなおさら起こりやすいといえる。

 

🔷開業の歯科医師からは聞かない❗️

 

   しかし、不思議なことに、歯科医師は、歯周病菌で歯茎が腫れて腐って歯が抜けるということしか言わない。体内で起こる感染症や大腸ガンに関係しているリスクがこんなにも大きいと分かっていたら、世の人はもっと歯周病対策に気をつけていたはずだ。歯科衛生士さんに聞くと「そうなんですよ」と話してくれるが何か話にくそうな雰囲気ではある。

 

    なぜ積極的に知らせないのだろうか⁉️

    

    歯科医師と一般医師とのテリトリーを侵すからなのか❓それとも、確たる医学的証明がされていないからなのか❓とも思うが、知っていれば助かった命も多いと思うと、医師と歯科医師が協力して、歯周病菌撲滅対策を講じて欲しいものだ‼️

 

以上