習近平中国国家主席の国賓来日を止められるか⁉️自民が政府に中止要望へ❗️ 戦力を使わずに侵略を阻止できる上策 #習近平国賓来日 #香港国家安全維持法 #天滅 #尖閣 #安全保障 #上策
♦️自民 習国家主席の国賓訪日中止求める方針 「香港傍観できず」
(出典:THE SANKEI NEWS 2020年7月3日 6時25分)
NHKが伝えた。
(出典:NHK記事共)
「中国が『香港国家安全維持法』を施行させたことを受けて、自民党は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されている習近平国家主席の国賓としての日本訪問を中止するよう政府に求める方針を固めました」
(出典:NHK記事共)
「香港で反政府的な動きを取り締まる『香港国家安全維持法』の施行を受けて、自民党は、中国を非難する決議案をまとめました。
決議案では『法律の施行と同時に大量の逮捕者が出るなど、懸念していた事態が現実のものとなった現在、この状況を傍観することはできず、重大で深刻な憂慮を表明する』としています。
そのうえで政府に対し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されている、習近平国家主席の国賓としての日本訪問を中止するよう求めています。
さらに、現地の日本人の保護のための適切な対応を行うことや、脱出を希望する香港市民への就労ビザの発給など、必要な支援を検討することも求めています。
自民党は、3日にも決議文を正式に決定し、政府に提出する方針です」という。
これに対して中国政府は
(出典:NHKNEWS WEB 2020年7月3日 18時57分)
中国外務省の趙立堅報道官、3日の記者会見で(出典:NHK記事共)
「『香港国家安全維持法』の施行を受けて、自民党が、習近平国家主席の日本訪問を中止するよう、政府に求める方針を固めたことについて、中国外務省は、「間違った議論だ」として、日本側に抗議したことを明らかにしました」というが、香港の実情は間違った議論などではない。
♦️香港国安法に反発し 1万人が抗議 370人逮捕(数十万人が街頭に)
(出典:「YouTube」NTDTV JAPANニュース 2020/7/3)
コンビニから青年を引き摺り倒して、逮捕しようとする公安。カメラから映像を遮ろうとしている(出典:NTDTV JAPANニュース映像から画面写真引用)
青年たちの行動は暴動にならないように自制されたものに見える(出典:NTDTV JAPANニュース映像から画面写真引用)
公安によって車から引きずり出され逮捕されたマスク姿の女性(出典:(NTDTV JAPANニュース映像から画面写真引用)
すでに、370人が逮捕されているといい、その数は、まだまだ増えることだろう。
デモに参加している青年たちは以前から「天滅」というスローガンを掲げている(写真下掲、出典:同上)。
天とは、およそ紀元前1200年以上前の「夏王朝」「殷王朝」「周王朝」の頃から続く王や皇帝の上に「天帝」がおられるという中国民衆の中にある考え方。
中国の歴代皇帝で20世紀の清王朝まで、この天帝を祀る「封禅(ほうぜん)」という儀式をしなかった王朝はなかったという。
“習近平王朝”は、未だに天帝を祀っていない。というより祀らせてもらっていないのかもしれない。というのは、「封禅」という儀式は、民衆に認められた本当の王にしか許されない儀式だからだ。
その天帝が、中国共産党を滅ぼすというのがこの「天滅」の意味するところだ。「われわれは、人民ではなく、天民である」という中国古来の伝統的な世界観に基づくものでもある。だからこそ、“習近平王朝”は天民の声を必死になって抑え込もうとしているのだ。
🔷ウィグル人収容所で切られた髪の毛か⁉️ 新疆ウイグル自治区から発送された毛髪
13トンを米税関が押収
時を同じくして、中国新疆ウィグルから米国への輸出品のなかに驚くようなものが出て来て輸入が止められた。
♦️米税関、毛髪13トンを押収 中国の強制収容所で虐待か
(出典:CNN.co.jp 2020.07.03 Fri posted at 10:45 JST)
人の毛髪から作ったとみられる美容品13トンがニューヨーク・ニューアークの港で押収された/U.S. Customs and Border Protection
【CNN】「米税関・国境警備局(CBP)は、人の毛髪から作ったと思われる付け毛やかつらやなどの美容品13トンを、ニューヨーク・ニューアークの港で1日に押収したと発表した。
押収した貨物は中国北西部の新疆ウイグル自治区から発送されたもので、強制労働や強制収容による人権侵害が疑われるとCBPは指摘する。商品価値はおよそ80万ドル(約8600万円)相当だった。
新疆ウイグル自治区には、イスラム教の少数民族ウイグル族の約1100万人が居住しており、米国務省は、100万人以上のウイグル族が強制収容所で拘束されていると推計する。そうした収容所では拷問や身体的・性的虐待、強制労働などが行われ、死者が出ているとの報告もある。
人の毛髪で作ったと思われる中国からの製品をCBPが押収するのは、今年に入って2度目だった。『こうした製品の生産は、極めて深刻な人権侵害に該当する』とCBPは強調している」
香港もいずれはこうなることを暗示するようなタイミングだ。
日本共産党ですら、香港での中国の暴挙に抗議声明を出している。自民党は責任政党としての責任を伴うから慎重なのは理解できるが、遅すぎる。二階俊博という親中派幹事長がいる中ではようやくという感がある。
これで世界の世論と並びそうだが、香港弾圧だけではなく、日本の安全保障上の問題は、尖閣に連日押し寄せる中国艦艇だ。この状態で、習近平中国国家主席を国賓として迎えたら、侵略予備行為を認めたことになってしまう。
仮に、尖閣に中国が上陸したとしよう。国連に救済を求めたとき、その前に、アメリカに助けを求めたときに何といわれるだろうか。
「なぜ、侵略される前の段階で防がなかったのですか?」「何度も抗議をしました」、で助けてくれるだろうか?
「でも国賓として迎えたじゃないですか?排他的経済水域にガス田(上地図参照)を掘ったときにもそのままにしたのですよね?」といわれて終わりだろう。
その意味で、国賓として迎えないことこそが、武力を使わず、相手の失策に乗じて侵略を阻止できる“ 上策 “ なのだ。そして、最大の抗議行動となる。
以上