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「武漢肺炎」の全感染国平均致死率、5月1日の7.17%をピークに下降に転じ、6月4日現在では、5.93%に‼️今後の課題は医療後進国‼️ #「武漢肺炎」#致死率#「スペイン風邪」#中国覇権主義#医療後進国

 

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グラフ❶ 「武漢コロナウイルス」全感染国平均致死率の推移(ジョンズ・ホプキンス大学のデータをもとに編集部作成)

 

    ジョンズ・ホプキンス大学のデータをもとに、世界の「武漢コロナウイルス」感染者数と感染死亡者のデータを追跡している。その推移をグラフにしたものが、上のグラフだ。

 

    5月1日に7.17%という百年前の「スペイン風邪」の7倍超というピークをつけて以降、徐々に低下している。

 

    「スペイン風邪」は、「1918年1月から1920年12月にかけて、三波の感染爆発が起こり、世界人口の概ね25%、5億人が感染し、うち1700万人〜5000万人が死亡した」といわれているが、致死率はおおむね1%台だった。(日本の致死率は1.63%と感染国平均の1.8倍という異例の高さ)

 7%の致死率、260万人(6/5時点で650万人)以上の感染者、という組み合わせは、百年来、人類が遭遇したことのない危機といっても過言ではなくなりつつある」(出典:「UNOMINEWS」https://unominews.hatenablog.jp/ 2020/4/24)と指摘したように、我々が直面している「武漢コロナウイルス」の病毒性は、「スペイン風邪」をはるかに超える。

 

    その数値が、6月4日現在では、5.93%(38万人超)に下がったということは喜ぶべき兆候だが・・・❓

 

    というのは、対症治療薬の治験が急速に進み、「アビガン」や「レムデシビル」といった薬を使用して致死率が下がっている、もしくは、ECMO(体外式膜型人口肺装置)や人工呼吸器が多数備えられている医療先進国で致死率が下がったとするなら、これから感染者が増えるアフリカ、南アメリカといった医療後進国での感染死者急増という事態が起こりうるからだ。

 

🔷危惧される中国の覇権主義⁉️

 

    一方で、医療先進国での経験を生かして効果的な治療が可能になるともいえる。そのためには、莫大な援助が必要だが、そこで蠢いているのが中国の覇権主義だ。

 

    すでにマスクや防護服レベルでの援助を活発に展開し、医療後進国を守るかのような姿勢を見せて感謝もされているようだが、「アビガン」、「レムデシビル」やECMOとなると費用も莫大だ。ファーウェイ導入を交換条件にしているから、莫大な利権が得られるとはいうものの、どこまで紳士面を続けられるか注目される。

 

    WHOも治療薬の特許をプール制にと提唱しているが、他国の研究成果を横取りする中国を利することは明らかだろう。

 

    中国の覇権主義の病毒性も世界を滅ぼしかねないが、「武漢コロナウイルス」が一体どれだけの致死率になるのかも注視していかねばならない。

 

以上