「量子暗号通信」ってなに❓絶対に解読されない次世代技術‼️「東芝」が来年度アメリカで実用化⁉️ #量子暗号 #東芝 #日本初 #量子コンピューター
🔷「量子コンピューター」でも破れない「量子暗号通信」技術を実用化へ‼️
「東芝」が久々に明るいニュースで世間を賑わせている。
「量子コンピューター」でも絶対に解読されないといわれる「量子暗号通信」技術を、「東芝」が来年度アメリカで実用化する方針を決めたとNHK(1/21)や日経新聞(1/21)が報じた。
ところが、株価は懐疑的で、1月8日3,665円まで下げた後、16日4,030円まで上げて、その後は発表日に700万株近くが売られ、3,630円まで値を下げ、24日(金)現在、3,735円で引けている。
なぜか?実は量子暗号化通信技術は、アメリカ、中国、欧州などが先んじていて、どこまで市場を制することができるかは全くの未知数ということがあるようだ。(下表参照ー出典:日本経済新聞 電子版1/21)
🔷去年10月、米グーグルは「量子コンピューター」で、最新のスパコンが1万年かかる乱数計算を3分20秒で解くという「量子超越」を達成‼️
次世代技術である「量子コンピューター」は、「『量子力学』と呼ぶ物理法則に従って動く。従来のコンピューターが『0』か『1』かで情報を表すのに対し、量子コンピューターは『0であり、かつ1でもある』という特殊な状態を利用して大量の情報を一度に処理できるのが特徴だ。計算の回数が減り、時間も大幅に短縮できる」(同上)といわれる。
去年10月23日には、「米グーグルが『量子コンピューター』を使って世界で初めて実験で証明した」(出典:日本経済新聞 電子版 2019/10/23)というニュースが世界を駆け巡った。
グーグルの発表によると、「去年10月に同社の量子コンピューターが従来のコンピューターでは困難な問題を解く性能を示す『量子超越』を達成した。乱数をつくる計算問題を用意して検証したところ、最先端のスパコンが約1万年かかるのに対し、量子コンピューターは3分20秒で解くことができた」(出典:同上)というから、まるで光速を超えたような桁違いの次世代技術だ。
🔷「量子コンピューター」と「量子暗号通信」技術の関係は⁉️「盾」と「矛」
一般的に乱数は暗号技術などで使われることが多い。ということは、今の暗号通信技術は、「量子コンピューター」の前では全く無力化してしまうことになる。
だから、「ビットコイン」など、暗号が命の仮想通貨が、去年10月急暴したのだ。
「量子コンピューター」が本格的に動き出すと、AI(人工知能)の計算や金融リスクの予測、化学実験など幅広い用途が見込まれるといわれているが、それらの全てに共通して不可欠なのが、「量子コンピューター」でも絶対に破れない「量子暗号通信」技術なのだ。“矛盾”という言葉の語源となった絶対に破れない“盾”と、どんなものでも切れる“矛”のような話だが、
そこに「東芝」の『量子暗号通信技術』の価値がある。
🔷大化けするか「東芝」株⁉️
株価は、上述のように微妙な値動きを見せている。仮に、世界市場に「東芝」が食い込むことができそうとなったら、「東芝」の株価は大化けして、日本株全体を底上げする可能性すらある。
それには、中国に技術を盗まれないことと「東芝」の役人気質を脱却できる指導者が出てくることが絶対条件になる。
土光敏夫元経団連会長が、東芝再建に着手した際に、まず役員室のシャワーを全部潰したといわれている。元々「東芝」とはそういう体質を持っているからだ。
「東芝」が世界をリードして、驚異的な性能を持つ「量子コンピューター」から「暗号」を守る技術で主導権を握れるかどうかは、今後の「東芝」(東証6502)株の値動きを見ていれば分かる。
先ずは、来年度のアメリカでの実用化が第一関門として注目される。
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