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他人事ではない‼️“少子化社会”ではどの家庭でも起こりうる、元事務次官の“我が子殺し”‼️遺体の傷十数ヶ所に強い殺意⁉️

🔷元農林事務次官というエリート中のエリートが起こした“我が子殺し”は、他人事とは思えない。

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『周囲に迷惑を掛けるといけないと思った』と語った熊沢容疑者(76)❗️出典:THE SANKEI NEWS 2019年6月3日

死亡した長男の無職、英一郎さん(44)の遺体の傷が十数カ所に上る」「傷は胸や腹など上半身に集中していた。警視庁練馬署は、強い殺意があったとみて当時の状況や動機を調べている。」と産経新聞は報じている。

 

    動機について「捜査関係者によると、熊沢容疑者は『(英一郎さんが)引きこもりがちで家庭内暴力もあった』と説明。『周囲に迷惑を掛けるといけないと思った』との趣旨の供述もしている。」という。出典:THE SANKEI NEWS 2019年6月3日「死亡長男、傷は十数カ所 元農水次官強い殺意か

 

🔷あなたならどうされる⁉️

 

    別の家庭では、父親は京都大学出身のエリート社員、母親も有名女子大学での「才色兼備」の女性。ところが、高校生の息子は家庭内暴力で荒れ狂い、金属バットを振り回して、家中のものを叩き壊していたそうだ。夫は海外赴任中で家にも帰れず友達の家を泊まり歩いていたそうだ。

 

    熊沢容疑者を責められる人が、いったい何人いるだろうか❓“そんな。殺さなくても。話し合うとか、専門家に相談するとか?”というのは簡単だ。しかし。東大や京大を出ている人が、そんな相談を人にできるだろうか⁉️

 

    5月29日、数日前に起こった川崎市の小学生ら殺傷事件の犯人も、「10年以上医療機関受診せず ネット環境もなし 引きこもり相当長期か 川崎19人殺傷」出典:THE SANKEI NEWS 2019.5.31 11:07 というから、引きこもりだったようだ。

 

    近所の小学校の運動会の騒音がうるさいという息子と口論になっていたというから、あるいは、息子が川崎市の殺傷事件のようなことを起こしたら、「周囲に迷惑を掛ける」と思ったのか❓

 

🔷やっぱり最初の子だから自分の “ オモチャ ” だと思ってた」という自覚‼️

 

    少子化社会では、家には長男か長女しかいない。一人の子を、二人の親が、週休二日の余暇を家庭に注ぎ込んで、子育てする。祖父祖母とは別居で、親に嫌味を言う人はいない。親自身がやりたい放題だ。そして、皆んな“自分の育て方は正しい!”と思っている。

 

    そんなやりたい放題の両親に、幼児期は“可愛い、可愛い!”とネコ可愛がりして育てられた子どもは、当然“我慢する”  ということ、“この世は自分の思い通りにはならない”ということ、“嫌な奴ほど同じクラスになる”ということ、“好きな人とは必ず別れが待っていること”という事を躾けられようはずがない。

 

    この子たちが助かるには、友だちとの切磋琢磨でその事を思い知るか、スポーツのコーチからシゴかれて耐えることを知るか、尊敬出来る先輩に出会えるか、芸能界に入って厳しく礼儀作法とか目上の人への口のきき方を躾けられるか、くらいしかない。要するに、一日も早く、甘々の親から離れることだ。

 

    イギリス、フランス、ドイツの幼児教育専門家に直接話を伺ったことがあるが、保護者の意見なんか全く聞く気がなかった。「PTA」があるのが当たり前の日本人にとっては驚きだった。“親というのは我が子かわいさだけで、幼児期の教育に何が必要かを知らない素人だ!”と言い切っておられた。そして、子どもの個性を生かして絵の好きな子は絵ばかり描いても良しとし、「この子はクラスで一番絵が上手なんですよ❗️」と紹介されると、その肌の黒い子は、恥ずかしそうに誇らしげだった。

 

    “親”とくに“母親”は、そのことを『自覚』しなければ、いずれ、可愛い分死ぬより辛い目にあう・・・⁉️自覚とは卑下することではない。自らの環境を知り、自らの無知を知ることだ。

 

    某女性タレントの母親が「有吉ジャポン」という番組の中で漏らした言葉が、印象的だった。

 

    「やっぱり最初の子だから自分の “ オモチャ ” だと思ってた」今は立派な女性タレントになっている娘の前で「生きてる “オモチャ ”(と思った)」と言っておられた。実に正直に生きておられる方だ‼️それが口に出せるということは、“自覚” をしておられると理解した。

 

🔷あなたの“師”は誰か⁉️怖い人はいるの⁉️

 

   この世に生まれて来たかぎり、一番大切なことは、よき師にめぐり合うことだ。それが、父親であることもある。クラブの監督であったり、学問の師であったりもするが、親自身にとっては、嫁ぎ先の怖い“お義母さん”であったり、厳しい夫であったり、「よき師」とは、一目も二目もおく怖い人だ。自分を叱ってくれる人だ。この人には逆らえないと思える人だ、といわれている。

 

    そんな人( “ 師 ” と呼べる人)のいる人は幸せだ。そしてその人に育てられる子どももきっと幸せだろう。

 

     「ホグワーツ魔法学校」では、悪いことは決まりを守らないこと。決まりを守らない生徒には、“ 師 ” からキチンと“厳しい罰”がある。

 

    「ハリーポッター」を読むか映画を観ていればご存知だろう。“鞭(むち)打ち”もイギリスでは普通だった。

 

    但し、“厳しい罰”は悪いことをした場合に限られていて、そこが“イジメ”とは根本的に違うところだ。

 

🔷ゲームの“快感”は、一旦ハマると抜けられない‼️

 

     川崎市の殺傷事件の犯人の「自室にはゲーム機などはあったが、インターネットに接続する環境はなかったことも判明。神奈川県警多摩署捜査本部は、引きこもり生活が相当な長期間に及んでいた」そうだ。出典:THE SANKEI NEWS 2019年5月31日

 

    ゲームもパチンコも同じだ、点滅する光と大きな音は、人間の脳を “ トランス状態(精神医学的に簡潔にいうと「脳内の感覚が幻覚や催眠を催している状態。」) ”にするという。一言でいうと “ 快感 ” といった方が分かりやすいだろう。川崎市の殺傷事件の犯人はここ10年間は、ゲームばかりして、この “ 快感 ” に浸りきりだったようだ。

 

    大の大人でもパチンコ依存症アルコール依存症などから抜け出すことは至難の技だ。

 

        お釈迦さまがお悟りを開かれるときに、お悟りを妨げるために押し寄せてきた “悪魔 ” は、実は、魔物の形をしている訳ではない。この“ 快感 ” こそが悪魔の正体なのだといえば分かりやすいだろうか⁉️ お釈迦さまはこの悪魔を退けるために命を投げ出された。だから、我々凡人には、難しくて当たり前なのだ。誘惑に負けて当たり前なのだ。

 

🔷「ほどほど」を体で覚えこませるのが、幼児期の“躾(しつけ)”

 

    お悟りまではいかなくとも、その「ほどほど」を体で覚えこませるのが、幼児期の“躾(しつけ)”だと幼児教育の専門家は今でもいう。昔の人も「三つ子の魂百までも」と語り継いできた。

 

    絶対正しい育て方などある筈がないだろう。

 

    だが、学歴に関係なく、誰でも子どもは作れるが、親としてのなすべき“躾(しつけ)”は誰でもできるわけではないと、『親業訓練』という言葉があるくらいだ。

 

    “躾(しつけ)”が出来ていないと子どもは自立出来ず、飛べない雛鳥は、巣の中で朽ち果てるしかない。非情かもしれないが、それが自然界の定めだ。

 

    44歳の我が子を殺すくらいなら、その覚悟をもって“躾(しつけ)” をしていたら、どうだっただろうか⁉️結局、かく言う小子も、熊沢さん親子を見殺しにした一人だったと悔やまれてならない🙏

 

以上