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「PTA⁉️ 何ですかそれ。 母親は専門家ではありません‼️」#0018 #教育への親の関与 #西澤千央 #騒ぐ子 #叱らぬ親 #芦田愛菜 #ハリーポッター #有働アナ

   40年ほど前に、フランス パリ、西ドイツ フランクフルト、イギリス ロンドンの幼児教育の現場を視察した際、各国の専門家が口を揃えて言ったのが、テーマの言葉だった。

 

    小学校の先生から、Parent-Teacher Associationの略だと教えられ、それが当たり前と思い込んで育っただけに、カルチャー・ショックは大きかった。

    それもその筈で、GHQが、全国の学校へのPTA(父母と先生の会)の設置を奨励・推進したもので、アメリカ由来だ。

 

   アメリカ産のPTAについて、西欧の幼児教育の専門家は、「親は、自分の子供のことしか考えてません。子どもを客観的にみて個性に応じて適正に指導できるのは教員ですから、関与させません!」とキッパリと答えられた。三ケ国とも同様の答だた。

 

    我が国のPTAも、発足当初は、本来の、学校を経済的に支援するボランティア団体で、教育活動に関わることはほとんど無かったという。

 

1)今回のテーマのキッカケは、某大手外食チェーン店での事件がキッカケ

 

    外食店では、親子連れが多い。子どもがはしゃぐのはしょっちゅうある。

    ところが、その日はまったく違った。

    椅子の上に靴のまま乗る、大声で叫び、飛び跳ねる。

 

    子どもが大きな声を出して騒ぐと、大抵の親は「静かにしなさい‼️」と注意するし、静かにもなる(しばらくするとまた騒いで注意されているが・・・)。

 

    その日の母親たちは注意しようともしない。他の客が迷惑してようが、振り向こうともしないで母親どうし話し込んでいる。

 

    子ども好きで、お母さんへの感謝の気持ちもあり、今までは、腹が立つこともなかったが、おもわず注意した。謝ろうともせず、席を移っていった。

 

    店員に聞くと、「最近多いですね」という。

     “ 躾け ” の出来ない親が増えてるようだ。

 

    ある、同年齢の子どもをもつお母さんに聞いた。「ああいうの見てると本当に腹が立ちます。注意しなさいよ!と思う。『周りの迷惑になるから静かにしなさい』と直接注意することもあります。」とやはり憂えておられた。

 

2)結婚して子どもを産むことが ” 幸せ “ 

 

    先日、西澤千央さんが「引退した吉田沙保里さんに『結婚して幸せになってほしい』と言えちゃう人の考え方『女の幸せ』とはなんでしょう」と題する文春オンライン記事の中で、「とある主婦アカウントの方からこんなコメントを頂いたことがありまして。『有働さんめっちゃ好きだから、結婚して幸せになってほしい』。これね、ものすごいびっくりしたんですよ。だって当時の有働アナ、NHKのエース。私から見たら雲の上どころか大気圏外の超エリート。でもその方は『結婚してないからまだ幸せじゃない』と思ったんだって。」と指摘をされていて、” なるほど “ 、” そだね~ “ とひとりで肯いた。

   結婚せず子供も産まずバリバリ仕事している女性は、温度差はあるだろうが西澤さんと同じ思いじゃないだろうか。

  『結婚しない女性は、“紅白歌合戦”という国民的行事の司会を務めた有働さんでも、 五輪で金メダルをとった人類最強の女性でも “ 幸せ ” じゃないの⁈』と言いたかったんだろうと拝察する。

 

    ところが、記事で引用されていたように、五輪レスリング金メダリストの吉田沙保里さん自らが引退会見で「やっぱり女性としての幸せというのは絶対につかみたいなという風に思ってます」と認めてしまったのだ。味方に後ろから撃たれたようなものだ。

    吉田さんのコメントには、地球上の女性たちの本能的な欲求が集約されていたようで、これには勝てない。誰にも否定できないだろう。が・・・

 

3)それはそうとして、子どもは、ただ産んで、可愛がって、大きくすればいいのか⁉️

 

    “ 躾け ” を怠った親子の姿が、先述の外食店での大声でわめき散らす子らと注意もしない親たちだ。

   迷惑するのが周りで、幼、小、中、高、大とわがまま放題で成長していくのだろう。幸いにして、部活動やサークル活動で “ 躾け ” てもらえれば、我を折ることの大切さを体得するだろう。

 

    しかし、周りの迷惑を考えることを教えられず、好き放題で育った子は、指導者や先輩の叱声も素直には聞けないだろう。

 

    動物の世界での、親の“ 躾け ” は苛烈を極める。“千尋の谷に落とす”といわれるくらいだ。ある程度までは、我が子を外敵から守るために、親は命がけで闘う。

 

   ところが、最近の人間の親は、我が子を叱正してくれるものを“ 外敵 ” みなして立ち向かう。優しく甘やかす人は “ 味方 ” とみなして親しむ。

 

   動物は、自立のときを迎えると、親がワザと邪険にしたり、我が子に襲いかかったりして群れから追い出す。それからは、守ってくれる親はいない。一人で生き抜いてていかねばならない。さもなくば、“ 死 ” が待っている。

 

4)人間社会では “ 社会的抹殺 ” 

 

    芸能界でも、生意気だ、口のきき方がなってない、それだけで干されて、何年間もテレビに出してもらえなかったという例は、掃いて捨てるほどある。

 

   名子役で超有名な ” 芦田愛菜 “ さんは、挨拶もキチンとしていて、言葉遣いも配慮に満ちている。成績もよく慶應中等部に進んだ。

 

    東大合格者の必須の資質は “ 素直さ ” だという。学問とは習うことで、“教育とは 伝統文化の継承 である” といわれるから成る程と肯く。

 

    世の親御さんたちは、結婚して子どもを産めば “ 幸せ ” ではなく、産んだ子を、挨拶の仕方、口の利き方、周りへの配慮etcを厳しく躾けて、他人から素直に学べる自立した人間として社会に送り出すことが、本当の “ 幸せ ” というべきではないだろうか⁉️

 

    動物でも、我が子に厳しくして自立を促がすのだから、人間も負けてはいられない。

 

5)『自分の考え方や行動』を変えずに、『環境』だけを変えようと転職をくり返す我が子を見て “ 幸せ ” なのだろうか⁉️

 

    親から離して小学生の頃から全寮制の学校に入れるという考えも世界には、ある。

 

    イスラエルでは、一歳くらいになると親から離され ” キブツ “ という集団教育施設に入るのが伝統であったという。

    イギリスでも、優秀なパブリックスクールは全寮制だ。あのハリーポッターホグワーツ魔法学校は全寮制で厳しい学校に見えた。

 

    親元に置いといて甘やかして、最低限の “ 躾け ” もせず社会に出すことが、子どもにとっての “ 幸せ ” なのか?

   その子は、人類のために何か役に立てるのだろうか?大学までは出たが、就職した会社に適応できず、自由にできる“フリーター” になってゆく者が増えているという。

 

    東洋経済ONLINEによれば、「新卒就職者(大卒)の3年以内離職率は、過去20年間にわたって、3割前後」だという。よく聞く理由を上げる人たちに共通しているのは

『自分の考え方や行動』を変えずに、『環境』だけを変えようとしている点です。

自分を変えずに環境だけ変えようとする人は、あらゆることを環境や周りのせいにしがちなので、転職をしてもまた同じ理由で辞めてしまい、離職を短期間で繰り返す傾向があります。」という。出典:東洋経済ONLINE 2017年10月31日「入社3年以内に会社を辞める人」の4大特徴   自分を変えずに転職しようとしてませんか?

川畑 翔太郎 : UZUZ 専務取締役 筆

 

6)正直者が馬鹿を見る社会になるとき、若者の意欲も失われる‼️

 

   こういう人たちが、高齢化した未来はどうなるのだろうか。自活してゆけず、少子化が進んだ数少ない “ 若者 ” たちに面倒をみさせることになるではないか。

 

    それこそ、真面目な者、正直者がバカをみることになる。

 

    社会から公正さが失われると、若者たちのあらゆる意欲が失われる。ついには、社会の活力も枯渇してしまうだろう。

 

    こういう人たちを “ 抱え込んだ ” 親は、「女としての幸せ」を噛み締めながら老後の生活を送れるのだろうか⁉️

 

    自立出来るよう“ 躾け ” を受けて、活躍をしている有働さんや吉田さんetc と、産み育てた親御さんは、孫のことは兎も角として、社会から声なき祝福を受ける“ 幸せな ” 方々であると思うのだが、どうだろうか。